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渡島:西南半島部の国の名O本州から渡った島だから、北海道のことをもとワタリシマ(渡島)といったが、津軽・南部地方の方言で島をオシマというので、ワタワシマを略してすなわちオシマといったのだという。他にも説がある。バチュラーは「沈んだ地」だという。

 

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三陸海岸:青森、岩手、宮城三県にわたるリアス式海岸をいう。三陸とは陸前(宮城)、陸中(岩手)、陸奥(青森)の三つの陸の国。むかしから挿波の被害が多い。近海は三陸漁場といわれて、カツオ、マグロ、サンマ、イワシなどが多い。LL-(地名用語)表面に突き出た岩。特に何かまとまった形をしたものが地中または海中から生えたようなもの、大きな岩石、暗礁(琉球)。シーカンパは岩壁。喜界島では大きな岩、宮古島では暗礁をシーという。シーはイシ(石)という語と関係。中国語でも石をシーという。

 

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矢立峠:青森・秋田県界、国鉄奥羽本線の通る峠(258m)。本名は矢立杉といい、杉の老木があって、坂上田村麻呂が鬼門にあたるとて、そのまじないとして矢を射たら、その杉にあたったから、すなわち矢が立ったからその名があるという(書関東伍地名辞魯)。対馬の南部に欠立山(649m)があるが、その意味不明。矢立とは江戸時代よく用いられた携帯用筆墨で、いまの万年筆の用をなしたもの。

 

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