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比良坂:古事記上巻に、イザナギノミロトが芸泉国(ヨモツクニ)からにげ帰ってきて、黄泉比良坂(ヨモツヒラサカ)で、イザナミノミコトと談判したという記事がある。このヒラサカについて新村出氏は「東亜語源誌」(P。23)でいう-チェンバレンは「琉球語負」で、坂という日本語に煩する琉球語ブイラは、英語ascent、hillの義で、アイヌ語ビラは崖(クリフ)の意、日本語ビラは平地である。琉球語にもブイラヤマという語があるが、それは日琉両語の相異点にあたりをつけることができはしないかというと。伊波普献氏の「琉球戯曲辞典」にサクヒラ(sakufira)はサカビラの転靴。サカ(サク)もヒラも坂の義。二つ重ねると「非常に峻しい坂」の義。国語ではサカヒラという。琉球の歌に「若さひと時の、通い路の空や、闇のサクヒ…
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知多、千田:古事記中巻孝昭天皇の条に、皇子天押帯日子命(アメオシタラシヒコノミコト)は、知多臣(チタノオりの祖(オヤ)だという記事がある。知多(チタ)の意味は不明。愛知県知多半島は、知多臣一族が開拓繁栄したところか。千田の地名は、福島、千葉、和歌山、鳥取、熊本などにあり、智多は香川に、知田は大分などにある。これらの文字は、みな当て字らしい。これらが、ちしもアイヌ語地名だとするとchi-tay(我らの一森林)、chi-ta-i(我らの一汲むまたは掘る一所)などが考えられると、山本直文氏はいう。
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阿武隈川:古書に遇限、育鰐、大熊に作るO逢隈(アフタマ)川とも普く。吾妻鏡にほ遇隈(77クマ)、八雲御抄には合曲(アフタマ)に作る。これらit-^ft:当て字であろう。山口県熊市-・n:。ぐ阿武川がある。アブ、オブは水か。水のことを方言や幼児語としてアブ、オブ、ブ-などという。インドでも水、したがって川のことをabという。インド西北部のDo-ab(二・水、すなわち二・川の問にはさまれた地方)、Panj-ab(五・水、すなわち五・川、五つの川が流れている地方)などのab(求、川)がそれである。シベリアの大川、Obi川はOb川ともいい、それは「おばあさん」または「おばさん」の意だといわれ、また魚の名だともいわれているが、あるいは水、すなわち川という意味ではなかろうか。「水」すなわち「川」という…






















