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石母田:福島県伊達郡北境、宮城県に接する部落。また仙台市街西北端にもある地名。モタは東北地方に多い地名のモタイ(母袋、母体、響)、ムタイ(務台)(ともにアイヌ語で小林の意)のモタ、ムタか。あるいは石拝という地名と同義か。

 

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熟借山:福島県伊達郡北境の山(289m)また厚樫山とも書く。赤橿(アカカシ)、甘榎、熊榎、市壇、初糧などの木が多いからの名だというが、事実そういうカシの木が多いのかどうか。

 

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蝿河:福島県河沼郡にむかしあった圧の名。鵡川景義の所領だったからの名か。蛤河(川)紘、ミナカワ、ニナカワと読むのがふつうで、そのように読む地名や姓はいくらもある。たとえば、ミナカワ(皆川と普くは当て字)は栃木、佐渡、鹿児島など。ニナカワほ富山、高知、福岡など。そのミナ(mina)、ニナ(nina)のmやnの音が略されて、ina(イナ)となったのが、このイナカワ(嘘河)である。イナカワと靴ったことは古く、建武3年(後酸醐天皇のころ)の古文書に稲河庄(イナカワノショウ)とある。億(ミナ、ニナ)とは、溝川などによくいる小さい巻貝で、田螺(タニシ)よりも小さい。巻貝だから臆と書く。

 

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